10時間勉強しても意味ない理由と、意味のある10時間学習にする方法について解説しています。
10時間勉強しても意味ないのは本当
10時間も何も考えずに勉強すれば、集中力を維持するのが難しくなります。
集中力がないまま10時間をかけて勉強しても、結局は学習内容を保持できない・意味がない勉強をしているだけいなります。
10時間集中力を切らさずに勉強するには、こまめに休憩をはさみながら勉強することが推奨されています。
長時間勉強するのが大事ではない
勉強で大切なのは長時間学習ではなく、いかに集中して勉強を行えるかです。
だからといって、長時間勉強することに意味がないわけではありません。
結局は、集中して長時間勉強できる人が、成績も上がり、受験も成功する人が多いです。
最大限に集中し質を高めながら、長時間勉強できる方法を見つけなければいけません。
10時間勉強を集中してやる方法
1時間に1回10分の休憩を入れる
1時間に1回、10分間の休憩を取ることは、勉強の集中力を高めるのに役立ちます。
ある研究では、1時間ごとに10分の休憩を取る人は、取らない人に比べて生産性が高いことがわかりました。
脳を休ませ、充電するために休憩を取ることは重要です。
例えば、部屋の中を歩き回ったり、外に出て新鮮な空気を吸ったりするのもよいでしょう。
午前中に重めの科目を勉強する
数学は午前中に勉強した方が良いという考えには、科学的な裏付けがあります。
生徒が数学を勉強するのに最適な時間帯については、何百もの研究が行われています。
その結果、数学は午前中に勉強するのがよい、というのが一致した結論です。
数学を午前中に行うというのは、集中できる時間に重めの科目を勉強するということでもあります。
午後よりも午前中の方が集中できますので、集中できる時間に大事な科目を勉強していきましょう。
暗記系の勉強は20分以内
人間の脳は、新しい情報を記憶する能力に限界があります。そのため、一度に覚えられる情報も注意力も限られています。
これは、気が散ることなく何かに集中できる時間のことです。暗記は20分以内にしないと、頭がパンクしてしまいます。
10時間勉強しても意味ないことのまとめ
何も計画を立てずに10時間勉強したとしても、集中力を維持するのは難しいため意味がありません。
集中力を切らさずに長時間勉強するには、こまめに休憩を取るのがおすすめです。
1時間に1回10分程度の休憩をとり、午前中は重い科目を勉強するなど、時間を効率的に使って学習していきましょう。