怒られながら勉強する子が成績が上がらない理由や、怒らないで勉強させる方法などをまとめています。
怒られながら勉強しても成績が上がらない理由
恐怖心を与えているだけ
勉強を教えているのに、子どもが理解しない、勉強ができない姿を見て、ついイライラして怒鳴ってしまう親もいます。
母親はヒステリックに怒り、父親は馬鹿にしたように怒るなどしやすいです。
怒鳴られながら勉強を教えても、子供は恐怖心でいっぱいになり勉強どころでなくなります。
頭は恐怖心でいっぱいいっぱいなときに勉強を教えても脳が理解できるわけもなく、さらに親が怒るという悪循環に陥ります。
恐怖心を与えながら勉強を教えても、子どもの成績が上がるはずがありません。
声掛けが間違っている
子供が勉強しないため、つい「勉強しなさい」と怒ってしまう親は多いです。
ですが「勉強しなさい」と怒って勉強をする子はおらず、勉強しているとしても集中して勉強はできません。
むしろ「今やろうと思っていたのに」「勉強しているのに怒られる」と反発されるだけです。
自分「(さて、勉強するか)」母「勉強しなさいよー」⇒やる気消滅
— センター試験,大学入試,受験あるある (@senta_siken) May 21, 2022
勉強しなさいと毎日のように言われ続け、やってないことは確かだから余計に腹が立って、少しばかり出てきたやる気も失せる。悪循環mm。
— あうい (@796417) May 21, 2022
「勉強しなさい」はやる気は爆下がりした記憶しかないです??
— ベアー@薬剤師の腸活 | 知識ゼロから成果の出る腸活へ (@bear_zukai) January 28, 2022
上記からもわかるように、実際に子どもの多くがやる気をなくしています。
危機感のなさは子どもには伝わらない
勉強しないと将来困ることになる、苦労するのは子どもだと親はわかっているため、子どもの危機感のなさから、つい怒ってしまいます。
親は経験上、勉強しないと大変な目にあうことはわかっていますが、子どもは経験がないため理解できません。
また「将来困る」などのネガティブな方で訴えるよりも、今勉強すると「将来こんなことができるようになる」などのポジティブな方向での声掛けの方が子どものやる気を引き出します。
怒鳴りながら勉強を教える親の対応
絶対に怒ってはダメなわけではない
怒られながら勉強させても子どもには悪影響ではありますが、絶対に子どもを怒ってはいけないわけではありません。
どんな時に怒るのか、どんな怒り方をするのかが重要です。
親が感情的に怒鳴る、誰かと比較する、子どもの人格を否定するなどの怒り方はしてはいけません。
ですが、勉強すると約束していたのに子どもが破ったなど、子どもに非があるのなら怒らないと伝わりません。
怒ると褒めるのバランスが大事
怒ってばかりだと子どもは自分を否定された気分になり、自信や自己肯定感がなくなっていきます。
どうせ勉強したってムダ、やっても怒られると思い始めると、ますます勉強をしなくなります。
勉強ができなかったとしても、取り組んだ姿勢を褒める、認めてあげることが大事です。
少しでも以前よりも良くなった点があるのなら「勉強した結果がでてきたね」「ちゃんと勉強したらからだね」など、子どもの頑張りを認めて褒めていきましょう。
自分に自信がつき、親からも認められると、子どもは自ら進んで勉強するように変化します。
親よりも第三者に任せる
親が塾の先生や学校の先生であっても、我が子に勉強を教えるときは、つい怒ってしまう人も多いです。
教えのプロであっても、他人と我が子では感情面で冷静になれず、ついイライラしてしまうものです。
教え方や接し方を変えると、ある程度は怒らずに勉強をさせられますが、毎回できるのかと言えばそうではありません。
子供を勉強させたくて、つい怒ってしまうのなら、塾や家庭教師などの第三者に任せていきましょう。
親であるからこそ冷静に子どもの勉強を見ていけないのですから、教えのプロに任せる方が親にとっても、子どもにとってもプラスになります。
小学生の場合
小学生のころから勉強をしない子なると中学生・高校生にあがったときに人一倍苦労するはめになります。
親が怒っている環境の小学生であれば、勉強嫌いになる傾向は高いため、今の年齢から正しい対応を取っていきましょう。
どうしても親がイライラして怒鳴ってしまうのであれば、小学生であればスマイルゼミの通信教育がおすすめです。
まだ勉強の習慣が身についていない子に「勉強しなさい」と言わずとも勉強する工夫がされています。
いやいや勉強するのではなく、楽しみながら勉強できる点がスマイルゼミの特徴です。
スマイルゼミには無料資料請求がありますので、まずは資料を取り寄せることから始めてみましょう。
中学生・高校生の場合
中学生や高校生の年齢であれば、受験のことも考え塾や家庭教師も検討していきましょう。
中学生にもなると思春期から反抗期の年齢となり、親が怒ってしまうと子どもが反発し、ますます勉強をしなくなります。
子供に勉強を教えるとイライラしてさらに怒り、子どもが反発し勉強をしない姿に親のイライラが募っていくとの悪循環に陥ってしまいます。
親が悪影響を与え続けるよりも、第三者である塾や家庭教師に勉強面は任せるのも一つの手です。
ただし、学習する習慣がなければ塾へ通っても勉強しない・身につかないこともあります。
集団での学習が苦手な子には、個別塾や家庭教師が向いています。
今ではオンラインから受けられる個別塾や家庭教師もありますので、子どもの特性にがあった方法を親が用意してあげましょう。
どこのサービスが良いのが不明な場合は、上場企業が行っている比較し一括で支障請求できるサイトもありますので、まずは比較検討することから始めてみてください。
怒りながら勉強を教えるのはダメ
親から怒られながら勉強する子は「勉強しないと怒られる」「成績が悪いと怒られる」などの恐怖心が芽生えてきます。
勉強を教えられているときに、親から怒鳴られても内容を理解できるはずもなく、成績があがるわけがありません。
また、中学生ほどの年齢になると親への反発心も生まれてくることから、ますます勉強しなくなってしまいます。
勉強しない子どもを見て、親もさらにイライラし怒ってしまうことを繰り返してしまいます。
怒ることで勉強させるのではなく、子どもの頑張りを認める・褒めることもしていきましょう。
どうしても怒ってしまうことを辞められないのであれば、学習面は第三者に任せるのも一つの手です。