頭のいい子の特徴は小学生にはあるのか、また土日の過ごし方や親の共通点などを解説しています。
頭のいい子の特徴、小学生の賢い子の共通点
自分で考え説明できる
頭のいい子は小学生の年齢であっても自分で考え、論理的に思考しています。
わからないことがあっても、「前のときはこうだった」「〇〇したらこうなるはず」「〇〇だから〇〇になる」などと自分で考えられる力を持っています。
正しい正しくないは別にして、自分の考えを理由をつけて他の人に説明できる子は頭のいい子の特徴です。
小さいころには得意な思いつきやひらめきを年齢が上がっても維持できるのかがポイントです。
好奇心が旺盛
頭のいい子は勉強だけでなく、他のことにも好奇心が旺盛な子が多いです。
遊びやスポーツ、読書、電車、塗り絵、折り紙、昆虫、動物など、子どもが熱中することを持っています。
何かに熱中して得た経験は子どもの知識となり、他のことでも活かされていきます。
集団でのスポーツならば、他の人との協力の重要性、社会性が身につき、自分の好きなもの(電車や動物など)を調べることで自分で学習する方法が身につき知識も増えていきます。
社会性や知識が身につくと、成長してから困難なことに遭遇しても、経験から解決を導いていきます。
スポーツなどでできなかったことができるようになる楽しさや、わからなかったことが理解できるようになった楽しさを知ることで、勉強をする楽しさにもつながっていきます。
親としては全てに付き合うのはめんどうでもあり、時間やお金の負担もありますが、できるだけ子どもの好奇心を伸ばしていってあげましょう。
状況判断ができる
頭のいい子は、周りの話や状況から物事を柔軟に判断する力を持っています。
相手の意見や話を最後まで聞き、自分の考えと落とし込みます。
自分以外の話を最後まで聞ける子は、自分以外の考えを取り込む力を持っているため、自分自身の思考力が上がっていきます。
状況を判断し、答えの選択肢が多く持てるようになり、柔軟に物事を考える力が身につき学習能力がつき学力もアップしていきます。
また、自分本位での行動が少なくなるため人間関係でのトラブルも起こしにくいです。
賢い子の顔つきをしている
頭の良い子には顔にも特徴がでるとも言われますが、実際には賢い子の全てに当てはまる顔の特徴はありません。
目が大きい、鼻が高い、顔が細長いなどの特徴ではなく「賢そうに見える顔立ち」をしていると言った方が正確です。
賢い子は、周りの目があるところでボーっとしていることが少なく、つまらなさそうな顔を見せません。
逆に言えば、頭が悪そうに見える子は、どこを見ているのかわからない、いつも眠たそうにしているなどの顔つきをしていますよね。
頭の良い子は、周りの話をしっかりと聞き、興味にあるものをじっくりと見ることが普通ですので、普段からの顔つきにも現れます。
賢い子の顔つきは、生まれつきの顔で決まるのではなく、
頭が良い子の土日の過ごし方
頭の良い子は土日にダラダラと過ごしている子は少ないです。
小学生であれば親と一緒に過ごすことが多いため、土日での親との接し方次第で頭が良い子になるかにも差がでてしまいます。
学力の高い子にしたければ、親自身の努力も必要になります。
スマホやテレビなどに集中しない
親としては土日くらいはゆっくり休みたい気持ちあり、昼までパジャマで過ごす、テレビやYou Tubeばかりを見るなどする家庭も多いです。
1週間の疲れから親がダラダラとスマホばかりをいじって過ごしていては、子どもの好奇心は育ちません。
出かけると疲れるから嫌だなと思わず、子どもと一緒に過ごすことを心掛けましょう。
普段とは違うことに触れ合う
普段自然と触れ合うことが少ないのであれば、公園に出かけるなどしていきましょう。
自然の中で思いっきり駆け回る、遊ぶ経験をさせてあげましょう。
自然と触れ合うのがいいのではなく、平日にはできないことを経験させるのがポイントです。
例え近所の公園であったとしても、休日に親としかできないことをしていきましょう。
田舎暮らしの子には、あえて都会にでて刺激を与えるのもおすすめです。
興味のあることを満たしに行く
子どもが興味を持っていることを実際に調べに行くなど、子どもの興味を伸ばしていきましょう。
電車が好きな子には電車を実際に見に行く、昆虫が好きな子は虫取りを一緒にする、動物園や博物館などに行くなどして、興味のあることを実際に調べにいってみましょう。
運動が好きな子には、いろんなスポーツを経験させるのもおすすめです。
小学生の年齢であれば、子どもと一緒に親も楽しんでいる姿を見せていきましょう。
頭がいい子の家と親の共通点
親子で会話が多い
頭の良い子・成績のいい子のの家庭の特徴として、親子での会話が多いことがあります。
学校であったこと、友達とのことなど、何気ない会話であっても、親とのコミュニケーションが取れていると子どもは安心感を覚えます。
普段から母親や父親とコミュニケーションが円滑であると、何か困ったことがあっても親に相談してきます。
親が自分の話を聞いてくれ頼れる存在であるという安心感があると、学習面で不安や困難にあたったときでも相談してきますので、子どもの学習面にも良い影響がでます。
また子どもからの話を聞くだけでなく、親の話も子どもにすることで「自分を一人の人間として認めてくれている」と自信にもつながっていきます。
会話しなくてはいけないと意識するよりも、普段から何気ない会話を円滑にできる関係でいましょう。
家が整理整頓されている
家の中が整理整頓されている子どもの方が成績が良い子が多いです。
特に勉強する机や、普段勉強する部屋が整理されていると、勉強への集中力が違います。
いざ勉強しようとしても机に物があふれていると、それだけで集中力が削がれてしまいます。
勉強のためのプリントや、ノートが整理されていないと、探すところから始めなければならず時間が無駄に消費されます。
部屋がおもちゃなどでちらかっていると、誘惑に打ち勝って勉強するのは難しいです。大人であっても誘惑に打ち勝つことは困難なのに、小学生の年齢では誘惑には簡単に負けてしまいます。
親が子どものやる気をアップさせている
頭の良い子は、地頭が良い子なわけでなはく、おやのが子どもの勉強に積極的に関わっています。
幼児のころから興味のあることに挑戦させるなど、子どもの学習能力をアップさせる行動を取っています。
また勉強のやる気を引き出す声掛けをしている、やる気を失わせるような声掛けをしない親が多いです。
勉強をしない子の特徴として、親の声掛けが間違っており、無意識にかけている言葉が子どものやる気をなくしているケースも多いです。
自分自身の声掛けに自信がない、どんな声掛けをしたらいいのかわからないのなら『いまどきの子のやる気を引き出す大人の接し方』のDVDから学ぶのもおすすめです。
賢い小学生の特徴は親に秘密あり
小学生の頭の良い子の特徴としては、
- 自分で考え説明できる
- 好奇心が旺盛
- 状況判断ができる
などがあります。
さらに、土日の過ごし方や、親の特徴にも違いがあると言えます。
共通して言えるのは、親が積極的に子どもの能力を伸ばすように幼児や小学生のころから積極的に関わっている点です。
頭の良い子にしたいのなら、親が子どもの能力や好奇心を伸ばしていく手助けを行っていきましょう。
好奇心が満たされ考える力が身につくことで、子どもの学習力もアップしていきます。